施設見学で見るべきポイント

高齢化が進んでいる日本では、介護業界はこれからどんどん伸びていく業界です。そのため転職を考えている人は多いと思います。一度介護職に就いた事がある人はわかるかもしれませんが、介護職は人と密に接する職業なため、コミュニケーション能力や介護の知識、そしてかなりの体力が必要になります。毎日PCと向き合っていた人や工場などで現場職をしていた人は、しっかりと介護業界の知識を習得してから転職を考える方が良いでしょう。

介護職へ転職を決めたら、まずは希望している施説へ施設見学に行く事をおすすめします。アポイントなしで見学に伺う場合、飾らない施設の日常を見ることが出来るので良いかもしれませんが、断られる可能性もあるので注意しましょう。施設見学に伺う場合は、スーツなどの清潔な服装を心がけましょう。まず施設見学でチェックする事は、施設全体の雰囲気です。施設は明るく優しい雰囲気か、利用者の笑顔はどうか、家族の方への接し方やスタッフ同士のコミュニケーションなどをよく見ましょう。そして、トイレや設備等の環境がどうなっているかを確認します。自分に合わない雰囲気だったり、施設が不衛生だと感じたら別の施設に見学に行くのも良いでしょう。複数の施設を見学すると違いが見えてくるので、自分に合った施設が選びやすくなるはずです。

介護業界は離職率が高いと言われています。施設見学をせず条件だけで安易に職に就いてしまう事も原因の1つです。長く働くためにも、施設見学をして職場を体感する事はとても大切な事なのです。